ヒステリックな母と、トイレの引きこもり
2017.06.19 22:53|母親への復讐|
マチルダです。
摂食障害になって、16年になります。
過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちました。
大量の食べ物を詰め込む。
トイレにこもって吐き出す。
「トイレにこもって吐く」 という行為は、
私にとって、特別な意味がある。
自宅のトイレは、私の隠れ家。
誰にも邪魔されない、守られた空間。
トイレは、誰もが本能的に気を緩める場所。
私にとって、家の中で気を緩めることができる、
唯一の場所だった。
子どもの頃から、トイレに逃げ込んで、じっとしていることがあった。
母親がヒステリーを起こし、キーキーしていて、
理不尽に私を叱る。
私には、私なりの理由があるけれど、そんな事は、母には関係ない。
ヒステリーが始まると、こちらはなにも言えない。
その勢いに、圧倒されてしまう。
私は、怖くて怖くて、怯えていた。
母は、キーキーと、私を言い伏せ、やり込める。
こうなると、言葉も出なくなる。
どうしていいかわからなくて、私はトイレにこもる。
トイレの中で、色々な事を考えていた。
私って、どうして、ここにいるんだろう・・・・・
いなくなる、ってことはできないのかな・・・・・
ここが、世界の全てだったらいいのに・・・・・
今までの記憶が、全て無くなってしまえばいい・・・・・
そうだ、世界が、いま始まったばかりならいいんだ・・・・・
そう、今だよね、今だよね、いま始まったんだよね、
だから、お母さんも、私も、普通にしてていいんだよね、
あれ?
でも、この前も、こんな感覚だったよね、
私って、おかしいのかな・・・・・
こんなことを、頭の中でずっと繰り返していた。
そして、しばらくすると、必ず、
母が叫ぶ。
「どうして、謝んないの? あんたは! え?? なんで、謝れないんだよ!」
「いつまで、そこに入ってるつもり? いい加減にしなさいよ!」
私の、ひとりの世界は壊されて、現実に戻ることになる。
おかしいかもしれないけれど、
私は、この守られた空間が、好き。
自宅のトイレは、私の隠れ家だから。
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摂食障害になって、16年になります。
過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちました。
大量の食べ物を詰め込む。
トイレにこもって吐き出す。
「トイレにこもって吐く」 という行為は、
私にとって、特別な意味がある。
自宅のトイレは、私の隠れ家。
誰にも邪魔されない、守られた空間。
トイレは、誰もが本能的に気を緩める場所。
私にとって、家の中で気を緩めることができる、
唯一の場所だった。
子どもの頃から、トイレに逃げ込んで、じっとしていることがあった。
母親がヒステリーを起こし、キーキーしていて、
理不尽に私を叱る。
私には、私なりの理由があるけれど、そんな事は、母には関係ない。
ヒステリーが始まると、こちらはなにも言えない。
その勢いに、圧倒されてしまう。
私は、怖くて怖くて、怯えていた。
母は、キーキーと、私を言い伏せ、やり込める。
こうなると、言葉も出なくなる。
どうしていいかわからなくて、私はトイレにこもる。
トイレの中で、色々な事を考えていた。
私って、どうして、ここにいるんだろう・・・・・
いなくなる、ってことはできないのかな・・・・・
ここが、世界の全てだったらいいのに・・・・・
今までの記憶が、全て無くなってしまえばいい・・・・・
そうだ、世界が、いま始まったばかりならいいんだ・・・・・
そう、今だよね、今だよね、いま始まったんだよね、
だから、お母さんも、私も、普通にしてていいんだよね、
あれ?
でも、この前も、こんな感覚だったよね、
私って、おかしいのかな・・・・・
こんなことを、頭の中でずっと繰り返していた。
そして、しばらくすると、必ず、
母が叫ぶ。
「どうして、謝んないの? あんたは! え?? なんで、謝れないんだよ!」
「いつまで、そこに入ってるつもり? いい加減にしなさいよ!」
私の、ひとりの世界は壊されて、現実に戻ることになる。
おかしいかもしれないけれど、
私は、この守られた空間が、好き。
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