過食嘔吐と周りの人達
2017.06.17 23:57|過食嘔吐の気持ち|
マチルダです。
摂食障害になって、16年になります。
過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちてしまった頃。
周りの人たちは、本当に心配していた。 (らしい。)
心療内科に受診したほうが良い、
専門家のカウンセリングをきちんと受けたほうが良い、
実家に戻って、両親に相談したほうが良い、
とにかく休んだほうが良い、
きちんと、規則正しい食事をしたほうが良い、
アルコールは止めたほうが良い、
ひとりで色々な事を抱え込むのは良くない、、、、
そんなの、当たり前のことです。
世の中の一般的な常識。
だけど、その、当たり前のことを、当たり前のようにできていたら、
こんなに苦しい思いはしていないんです。
申し訳ないけれど、
はっきり言って、余計なおせっかい。
実家に戻って、両親に相談したほうが良い
→ 相談できるような両親だったら、子供の頃から、こんなに苦しくないし。
とにかく休んだほうが良い、
→ そりゃ、そうだよね。
きちんと、規則正しい食事をしたほうが良い、
→ それができないから、こんなことになってるわけで・・・
アルコールは止めたほうが良い、
→ 自分でも、そう思うけど。
すでに、アル中。
ひとりで色々な事を抱え込むのは良くない、、、、
→ 全て自分でやらないと、気が済まない。
性格なのか? 何なのか?
人から、何かアドバイスされることに、本当に嫌気がさしていた。
放っておいて欲しかった。
腫れ物に触るように扱われる のは、
とてもイヤな気分だった。
どうして、この苦しい気持ちを、わかってくれないんだろう?
どうして、私だけがこんなに苦しいんだろう?
でも、結局、「過食嘔吐」 という、奇妙な行動をしていることは、
誰かに相談出来るようなことではない。
そして、隠れて過食嘔吐をすることに、意味があるわけだから。
人と人は、結局のところ、分かち合うことはできない。
苦しみや悲しみ。
これは、体験するのと、想像するのでは、別物だと思う。
実際に体験する苦しみ、悲しみは、その人 自身のもの。
同情されたり、憐れんでくれたり、無理に言葉を掛けてくれても、
何となく、その感じが伝わってくる。
わざわざ、同情して欲しくない。
いっそのこと、無視して欲しい。
あなたとは、全く違う世界に住んでいるから・・・。
ひとりの世界に入り込むことは、意外に簡単だった。
仕事を辞めて、しばらくすると、
職場の人たちとの接点はなくなる。
友達とは、会う約束をしなければ、だんだん疎遠になってくる。
家族のことは、無視した。
過食嘔吐の生活に、専念することになった。
ランキング参加してます!




摂食障害になって、16年になります。
過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちてしまった頃。
周りの人たちは、本当に心配していた。 (らしい。)
心療内科に受診したほうが良い、
専門家のカウンセリングをきちんと受けたほうが良い、
実家に戻って、両親に相談したほうが良い、
とにかく休んだほうが良い、
きちんと、規則正しい食事をしたほうが良い、
アルコールは止めたほうが良い、
ひとりで色々な事を抱え込むのは良くない、、、、
そんなの、当たり前のことです。
世の中の一般的な常識。
だけど、その、当たり前のことを、当たり前のようにできていたら、
こんなに苦しい思いはしていないんです。
申し訳ないけれど、
はっきり言って、余計なおせっかい。
実家に戻って、両親に相談したほうが良い
→ 相談できるような両親だったら、子供の頃から、こんなに苦しくないし。
とにかく休んだほうが良い、
→ そりゃ、そうだよね。
きちんと、規則正しい食事をしたほうが良い、
→ それができないから、こんなことになってるわけで・・・
アルコールは止めたほうが良い、
→ 自分でも、そう思うけど。
すでに、アル中。
ひとりで色々な事を抱え込むのは良くない、、、、
→ 全て自分でやらないと、気が済まない。
性格なのか? 何なのか?
人から、何かアドバイスされることに、本当に嫌気がさしていた。
放っておいて欲しかった。
腫れ物に触るように扱われる のは、
とてもイヤな気分だった。
どうして、この苦しい気持ちを、わかってくれないんだろう?
どうして、私だけがこんなに苦しいんだろう?
でも、結局、「過食嘔吐」 という、奇妙な行動をしていることは、
誰かに相談出来るようなことではない。
そして、隠れて過食嘔吐をすることに、意味があるわけだから。
人と人は、結局のところ、分かち合うことはできない。
苦しみや悲しみ。
これは、体験するのと、想像するのでは、別物だと思う。
実際に体験する苦しみ、悲しみは、その人 自身のもの。
同情されたり、憐れんでくれたり、無理に言葉を掛けてくれても、
何となく、その感じが伝わってくる。
わざわざ、同情して欲しくない。
いっそのこと、無視して欲しい。
あなたとは、全く違う世界に住んでいるから・・・。
ひとりの世界に入り込むことは、意外に簡単だった。
仕事を辞めて、しばらくすると、
職場の人たちとの接点はなくなる。
友達とは、会う約束をしなければ、だんだん疎遠になってくる。
家族のことは、無視した。
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