夏バテのあなたに。

2017.08.26 08:39|回復の道のり
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。



過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちました。

今は、少しずつ少しずつ、回復してきています。


今日も、朝から ものすごい暑さですね。

夏バテで、食欲ない方、多いんじゃないでしょうか?

私は、炭酸水が手放せなくて、一日中飲んでいます。

栄養もしっかりと補給しなくては、と思っていますが、

この暑さの中、しっかり食事を摂るのは、げんなりしますね💧


数日前、知り合いから、夏バテで、何も食べられない・・・・
アイスとスイカで、何とか生きている・・・・・


なんてメッセージを頂きました。

その気持ち、とってもよくわかります。

だって、私も、スイカが大好きなんですよ。

スイカ、食べ始めると止まらなくて、困ってましたから・・・・

でもね、

アイスとスイカでは、栄養が不足し過ぎて、いつまでたっても夏バテは回復しません!

悪循環で、ぐるぐるぐるぐる~ 抜け出せません。

少しずつでいいから、タンパク質を摂らないと。

お味噌汁に、卵をふわっと落として、かきたま風で食べるとか、

プロテインを薄めにシェイクして飲むとか、

さっぱりしたものが良ければ、

ゼラチンのゼリーはどうでしょう?

紅茶味とか、コーヒー味とか、簡単に作れますよ。

ゼラチンは、タンパク質ですから、ゼラチンのぜりーはお勧めです。



私は、食欲がないときは、無理に食べると気持ち悪くなりますから、

プロテインドリンクで栄養摂取しています。

プロテインは、吸収が良く、弱った体にはピッタリだと感じています。

プレーンタイプのプロテインでしたら、自分でコーヒー味にしたり、ミルクティー風にしたり、

バニラエッセンスやシナモンなどのフレーバーで色々アレンジできます。



以前、ご紹介したプロテインドリンクの記事を貼っておきますので、ご参考に。

写真付きでプロテインドリンクの作り方を載せています→→→最近お気に入りの栄養ドリンク
ご紹介しているのは、ホットなので、お湯の代わりに、氷と水を入れるとアイスプロテインドリンクの完成です!

プロテインドリンクの栄養価、フレーバーなど載せています→→→過食欲求にいいかも!


まだまだ、暑い日が続くようですので、栄養補給して、乗り切りたいと思います。

皆さんも、ぜひお試しくださいね。



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「向精神薬」 と 「抗精神病薬」 は、何が違うの?

2017.08.22 14:37|薬剤師として思うこと
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。


昨日の記事で、向精神薬のことを、書きました。

昨日の記事は、こちら →→→ 向精神薬は、問題解決にはなりません


時々、「向精神薬」 と 「抗精神病薬」 は、何が違うの?

と聞かれることがありますので、今日は、その違いについて書いてみます。




向精神薬

名前の通り、精神に向かっていく薬のことを指します。

向かっていく、とは違和感のある表現ですが、

きちんとした定義では、「中枢神経系に作用し、精神の状態・機能に影響を与える薬物の総称」 です。

要するに、精神に作用する薬です。


向精神薬の種類は?

気分安定薬
   双極性障害(躁うつ病) に用いられる
   躁病とうつ病の波を安定化させる作用を持つ

抗うつ薬
   うつ病、不安障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD) の治療に使われる
   内のモノアミン (セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質) を増やす作用を持つ

抗不安薬
   不安や緊張を軽減させる
   原因がはっきりせず、長く続く病的な不安は、その苦しみに耐えられず、普通の生活が困難となる
   これは、の異常な興奮により起こるので、不安を和らげるためには、の異常興奮を抑える

睡眠薬
   睡眠を誘導する

抗精神病薬
   統合失調症の治療薬
   のドーパミンの働きをブロックしたり、調節する

精神刺激薬
   ADHD (注意欠陥・多動性障害) やナルコレプシーの治療に用いる
   の働きを活性化する

その他
抗てんかん薬、
抗認知症薬、
抗パーキンソン病薬 なども、向精神薬になります。





簡単に箇条書きにしましたが、

「向精神薬」 と 「抗精神病薬」 の違いは?

向精神薬は、中枢神経系に作用し、精神の状態・機能に影響を与える薬物の総称。

抗精神病薬は、統合失調症の治療に使われる薬。

つまり、向精神薬の中に、抗精神病薬という種類がある、ということです。





以前は、統合失調症を 「精神分裂病」 と呼ばれていました。

しかし、この病名から、精神が分裂する病気だと解釈され、誤った偏見などが多いということ、

また、精神が分裂しているのではなく、内での情報統合がうまくいかない症状だということ、

こういう見解のもと、2002年に 「統合失調症」と変更されました。




今日は、薬剤師らしいことを書いてみました。

お読みくださって、ありがとうございます。





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向精神薬は問題解決にはなりません。

2017.08.21 10:05|薬剤師として思うこと
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。



摂食障害になると、少しずつ、根深い心の病へと進んでいくといわれています。

私の状態もそうだったと思います。

栄養失調もそれに輪をかけて状態を下げます。

いつもイライラしていて、何かに追われているように感じ、落ち着かない。

好いことがあって、ハイテンションになったかと思うと、

いきなり気分が落ちる。

突然、ひとりになりたくなって、ひきこもる。

誰も知らない、どこか遠いところに、行きたい。

そんなことを、ぐるぐると考えていました。



先日、たまたま、目にした言葉が、気になりました。

精神科に受診し、薬を何種類も服用していた方で、現在は断薬されたようです。


  「精神科医は、ただ薬を出すだけでした。

   薬は何も治さなかったし、何も解決しませんでした。

   精神科医は、薬を出して、患者が服用して、

   それで問題行動を起こさなければ好し、みたいな。

   患者を、一人の人間と思っていないと思います。」



このお気持ちは、とてもよくわかります。

以前、精神病院の門前薬局で勤務していたことがあります。

たくさんの患者さんに、たくさんの向精神薬をお渡ししてきました。

ちょっと調子が悪いからと受診をしして、たった1錠の処方薬から服用し始めて、

あっという間に、手のひら いっぱいの薬を服用することになった方も、たくさん見ています。

朝食後、昼食後、夕食後、就寝前に、10錠~20錠の薬を服用する・・・・・

その中には、副作用対策としての下剤なども含まれます。



こんなに服用して、大丈夫なのかな?

って、思うこともありました。

私だったら、こんなに服用したりしないのに。

なんて、心の中で思っていました。



でも、こういうこと、感じているうちは、まだまだで、

そのうち、感じなくなってきます。

いえ、感じないようにしてしまうのかもしれません。

そうじゃないと、私自身が、もたない。

仕事にならなくなってしまう。



薬剤師は、医師の処方した薬を調剤して、患者さんに渡します。

処方箋には、診断名などの記載はありませんから、

医師がどのような考えのもと、数ある薬の中から、その薬を処方したのかは、

患者さんからの、ほんの少しの情報と、薬剤師の経験などで、想像します。

(わかりやすくするため、だいぶ簡略化して表現しています)


薬剤師は、その処方量が適切であるかなど、チェックし、

医師の指示に従って服用するようにお伝えします。

その中で、薬の副作用や注意点なども併せてお伝えしています。


ですから、患者さんの症状を診察して、医師が処方した薬に対して、

薬剤師は特別なことがない限り、何も言うことはできません。

特に、精神科の場合、診察する側の主観で診断名が決まってしまうので、

難しいところがあります。


医師も、薬剤師も、大きな医療のシステムのなかに組み込まれているので、

このようなことになってしまうのではないでしょうか?


  「それで問題行動を起こさなければ好し、みたいな。」


これは、この通りなのかもしれません。

少しでも良い状態をキープしておく、というような感じでしょうか。

精神科の場合、寛解といえる状態になっても、再発の可能性も考えられます。

そこまでの状態になるまで、大変ですし、

とにかく、問題のない状態をキープして、受診を続けていくのが、安全策なのでしょうか。




  「患者を、一人の人間と思っていないと思います。」

これに関しては、どうでしょう?

大きな医療のシステムのなかに組み込まれ、その中で多忙な仕事をしていると、

ひとりひとりの患者さんとじっくりと向き合うこと自体が、

無理な状況になってしまうのかもしれません。

私が以前、そうだったように。

知らず知らずのうちに、感覚が麻痺してしまう。

本当は、こんなんじゃダメですよね。


でも、目の前の医師が、自分のことを 「一人の人間と思っていない」 と感じるのであれば、

「一人の人間である」 と思わせるような、アピールをするとか、
  (精神的に病んでいる時には、無理ですね…)

他の医師のところに受診するとか、何か方法があると思います。

確かに、精神的に苦しくて、受診しているのでしょうから、

そんな余裕はないかもしれませんが。


いずれにしても、向精神薬を服用することで、その時は楽になるかもしれませんが、

根本にあるものを解決しないと、変わりません。

向精神薬問題解決にはなりません。

根本にあるものを解決するか、もしくは、そういうことに関して影響を受けないような強さを持つか。

こうしないと、変わりません。

向精神薬を服用するだけでは、ますます遠ざかり、問題を隠してしまいます。

いつまでたっても、終わりません。

たくさんの患者さんに、たくさんの向精神薬をお渡ししてきた私が、感じていることです。


医療に関して、否定的なことを書いてしまいましたが、


世の中には、とても素晴らしい医師や、薬剤師も存在します。

尊敬する先生方が、斬新な情報を発信して下さることに、感謝しています。






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つづき 2  「食べない心と親の心」 読みました。

2017.08.20 15:09|過食嘔吐の気持ち
マチルダです。

こんにちは。

昨日、一昨日の続きを。

  一昨日の記事 →→→  「食べない心と親の心」 読みました。

  昨日の記事 →→→  つづき  「食べない心と親の心」 読みました。



食べない心と親の心


p.176
残念なことですが、家族が一番のストレスになっていることが、ほとんど。

家族から、遠く離れるだけで、どんどん元気になる人がたくさんいる。


摂食障害は、「食」にまつわる依存症

なので、ストレスがある時ほど、「食」 に気持ちを逃がして
ストレスから離れようとする。


強いストレスがあるうちは、「食」 への依存を捨てることができない。
ストレスを断ち切ることが必要となる。


「心の傷」 とは、どう気持ちの上で処理していいか、
わからなくなっている未解決の問題が、心の中で永く続いているものを指す。


「心の傷」 の解決は、本人の親にはできない。


両親が、どれだけ熱心に娘の心の傷を解決しようと取り組んだとしても、
娘との関係は、すでに壊れている。



摂食障害の女性が抱える最大の挫折は、
今日まで間違った人生を歩んできてしまったこと。

いまだに、きちんと自分の人生を歩き出せていないこと。


人生をやり直すわけにはいかない。
折り返しのつかない喪失感。


自分は、人生に大きく出遅れてしまった。

その遅れは、一生をかけても埋めることはできない、と感じる。



p.203
治るとか、回復するというイメージが、なかなか掴めない。

自分でも掴めない、内側にある症状の本質をわかってくれていると感じると、
安心する。


回復途上で、ストレスを感じたら、必ず過食衝動は起きる。

問題は、その衝動をどう抑えるか?


いつから、過食衝動を感じたか?
その前に、どこで、誰と、何をしていたか?

衝動の源は、たいていその直前に感じたストレス。

ストレスが未消化であるために、過食へ気持ちを逃がそうとする。



p.215
心に傷を持たない子供なら・・・・・
心の原点を親に置き、自分の価値観の基準とする。


摂食障害の女性の心の原点は、両親にはない。
反発や否定感が強すぎて、自分の基準にはできない。


心の原点が定まっていないと、常に答えを探し求めて、心は迷走し続ける。

何も信じるものがない。何も頼るものがない、という状態。
そして、これはしばしば自暴自棄にもなる。


新しい出会いがあり、その人が素晴らしい人だと思うと、
自分の全てを委ねるほどに、深く傾倒してしまい、

やがて失望して関係を断ち切り、再び自分が頼れる人を探し始める。

これを、果てしなく繰り返していくことになる。


原点がないまま、いつでも相手のペースとなってしまい、
いつも自分自身の考えが定まらない状態が続く。


原点を心の中に作る。

それが、再発させないために必須となる。

社会的自立、それは血縁関係のない人たちと無償で助け合ったりする関係を、
どんどん広げていけること、それが本物の自立である。

-------------------------



摂食障害の人の気持ちをとてもよく表してくれている本です。

この本の最後は、次の言葉で締めくくっています。


  「摂食障害は完治できます。

  そして再発を心配することなく生活することができます。

  症状に悩まされている時には想像もつかないほど、楽しめる人生

  生きがいのある人生が待っています。

  ぜひ、勇気を出して、回復へと踏み出してください。」






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つづき  「食べない心と親の心」 読みました。

2017.08.19 14:06|過食嘔吐の気持ち
マチルダです。

こんにちは。

昨日の続きを。

  昨日の記事 →→→「食べない心と親の心」 読みました。




食べない心と親の心

p.133
摂食障害を回復させる薬は存在しない。


症状が進んでくると、精神科領域と思われる訴えが多くなる。


被害感情が強くなり、他の人に対し攻撃的になる。


目の前で起きていることに対して勘違いや誤解が多く、
話を順序立てて積み上げていくことができない。


すべてに悲観的な気持ちしか持てなくなる。
気分がコロコロ変わっていく。


普通の人が持っている感情の動きとはかなり外れた言動や考えが増えていく。

例えば、1年も前の、取るに足らない出来事を、恨みに思ってずっと執着することもある。


悲観的な反面、何か一つでもできることがあると、自分は天才だと思い込む。

精神科領域のさらに根深い心の病気へと進んでいく。



p.139
拒食で栄養失調になり、痩せ細っていくのは、自殺願望の一種。


死にたいとは言わないけれど、
痩せ細っていくうちに、死んでしまったらいいな、と思っている。



何も希望が持てないし、何のために生きているのかもわからない。

生きていたくない。

自殺するというのも大袈裟なので、
できたら、スーッと消えるように、誰も知らないうちに、この世から姿を消したい。


どこまでも 「無私」の境地を生きてしまう。

そして、気が付くと、自分の中に何もないことに驚く。


自分がどこまでも 「空っぽ」 であることを痛感し、
それ以上前に進めないほど生きる気力が萎えてしまう。


深い自己喪失感を感じると同時に、
これから生きていく理由がないことに打ちのめされている。


p.168
一番望んでいることは、「苦しさをわかってほしい」 ということ。
そして、この「苦しさ」 というのは、理屈では説明できない種類のもの。


心に深い傷を負った者でなければ、わかることのできない痛み。

心に深い傷を負ったことのない人は、その痛みを同じ深さで理解することはできない。


誰にも言えずに、胸の奥にしまってきた心配や不安が、
降り積もるように折り重なっていき、

いつの間にか、取り返しがつかないほど人生が進んでしまい、

逆戻りもできなければ、先に進むこともできなくなってしまった焦りや深い喪失感を、
元気いっぱいの人に、どうわかってもらったらいいのでしょうか?


励まされても困ります。

もう、精一杯に努力はしてきたのです。


それでダメだった、という、敗北感に打ちのめされている。

普通の人にはわからない、ということを理解してほしい。


生きる希望をなくしてしまった理由は、
これまで生きてきて、本当に楽しいと感じたことがなかったから。


苦しさを抱えてしまった子どもは、もう 5~6歳の頃から周囲に気を使っていて、
その頃からずっと、自分が感じるままの楽しさで心を満たした経験がありません。


教師に気を遣い、友人関係に気を遣い、家族の関係に気を遣い、
いつも自分を無にしてきた。


自分が楽しむどころか、その場その場で、一番強い人を怒らせないように、
気配りをしてきた。


発病するころには、それに疲れ果て、そういう関係の全てがイヤになる。

どうしても生きていかなくてはならないのなら、
人との関わりを極力立ちたいと思うようになる。


何の楽しみもなかった半生で、唯一、何もかも忘れることのできる時間が、
過食していた時間。

過食嘔吐をやめてしまうと、苦しいだけの人生になってしまう。


治っても、ここまで生きてきたような苦しい人生がこの先も続くのなら、
治らなくてもいいと思うようになる。

----------------------------------


私自身、当てはまる部分が多く、記事を書きながら、涙しています。

明日は、ストレスをなくし、回復していくまでを、まとめます。





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「食べない心と親の心」 読みました。

2017.08.18 19:50|過食嘔吐の気持ち
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。



過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちました。

これって、やばいかも・・・・・

と思いながらも、どうしていいかわからずに、

ふらふらしながら、摂食障害の本を探しました。

ですが、身体はふらふらだし、本を読もうとしても、字を追うことが大変で。

なんとなく、本のタイトルと目次を見ることを繰り返していました。

最近は、少し栄養状態が改善されたためか?

情報を得ようと必死になっているためか?

よくわかりませんが、本が少しずつ読めるようになってきました。



2週間ほど前、「食べない心と親の心」 という本をたまたま見かけて、購入してみました。

共感できる部分があり、じっくりと読みました。


自分の記録として、書いてみようと思います。




食べない心と親の心

摂食障害という病気は、ともするとその人の人生を破壊してしまう。

人生の深い歓び、生き方は、収入や職業で決まるものではない。


しかし、高収入を得られるポジションについた方が、
より大きな幸せを得られるような、そんな幻想を多くの人が抱いてしまう。


親は子の幸せを願い、競争のようにして子の教育に取り組む。


親の期待を担った子どもが、期待に応えようとすると、
延々と努力をし続け、競争に勝ち続けなくてはならない。

しかし、完全に結果が報われることはない。


学歴、習い事、就職、出世、それぞれ最高の結果を出し続けることは不可能である。
妥協するたびに、コンプレックスを抱えることになる。


もう少し頑張れば、幸せになれたのに、目標を達成できなかったという挫折感。


そして、この挫折感を経験した世代が親となった時、さらに厳しい競争へ発展する。


次の世代の子育てで裏返しとなり、
「自分は失敗したが、我が子こそ立派に育てよう」 と。


ここで、いくつものコンプレックスを持ち、自我が欠落した者どうしが、結婚したとする。
これが、追摂食障害の女性を多く生み出している。(2000年以降)


コンプレックスをバネに、自分の二の舞にだけはさせまいという勢いで 子育てにのめり込む。


「あなたにだけは、幸せになってほしい。」



p.38
親の期待を受け過ぎている子どもは、

過程が休まる場所ではなくなってしまう。

子どもをむしばむ場所になってしまう。

親の気持ちにコンプレックスが潜んでいることを読み取っている。


傷ついた時期から発症までの期間があまりにも長いので、
なかなか原因と発症を関連付けることができない。


一見、矛盾する拒食と過食という行為が交互に表れたりするのは、
それが、本人の意思とすると説明ができない。


本能の暴走であるから、本人の意思ではコントロールができない。


摂食障害に陥る女性は、みな真面目です。


完璧でなければ愛されない、と思うことは、
少しの失敗も許せず、自分を追い詰めていく一因になる。



p.88
子どもは、親ではなく、自分を責める。

必ずしも大きなアクシデントが心の傷をつくるとは限らない。

日々の生活の中で、じわりじわり傷ついていく。


子どもを追いつめる 「不幸せ」 な母親

親は、「娘に関して、何もトラブルはなかった」
     「平穏な過程であった」
     「原因となるようなことが思い当たらない」 という。


母親の何でもない、普通の行動が、
(不満に思ってたり、ある種の諦めに似た寂しさ)

子どもには、受け入れられないことがある。


子どもは、敏感に感じ取り、自分を責め、否定する。


家族と自在に心の交流を交わした経験を持たない子は、
成人しても、人と深い関係を結ぶことが難しくなる。



同じ家庭で育っても、発症する子、しない子がいる。

これは、感受性の差である。
発症する子は、ナイーブで、過敏に色々な気配や気持ちを感じ取り、あれこれ気を回す。


鋭いと、ちょっとした母親の表情の変化を気にしたり、両親の関係を気にしたりして、
本来する必要のない心配を抱え込む。



p.102
摂食障害は、生きにくさの病気。


孤独。←←← 深い孤独

空っぽ。

生きている意味もわからない。


こんな虚しさを、ずっと抱え続けてきて、
いつかそれが満たされる日が来ると信じて、大人になった。


しかし、大人になってみると、ますます虚しくなるばかり。


誰にもわかってもらえない。
誰にどう伝えていいかもわからない。


絶望が広がるばかり。

取り返しがつかない人生を生きているという、焦り。


制御できない過食嘔吐に振り回されながら、
なんとか自分の生きる道を探そうとしても、

生きる目的も意味もなかなか見出すことができない。

結果、生きる意欲をなくす。


生活が崩れ、
人格が歪み、
社会から落後していく。



「食べる」 「食べない」 ことに、こだわりのある依存症


自分の中で処理できない気持ちの逃がし先が、依存する行為。

理性ではコントロールできない衝動


自覚しにくい無益なこだわり。

生活すべてが、依存とこだわりで成り立っているくらい、
生活に柔軟性がない。


精神的に追い詰められているため、
こだわるものを次々に見つけて自分の周囲を満たすことで安心感を得る。


これが、どこまでいってもつづく・・・・・
いっそう、混乱を極めていく。

ここに、本人の自覚はない。



発症する前からずっと、周囲に気を使い、怒らせないようにしてきた。
精神的には、限界まで疲れ果てている。

なので、認知の歪みが起きてしまっている。


目の前で起きている出来事や、人の気持ちを、正しく受け止めることができない。

事実を歪め、自分が被害者となるストーリーをつくり、それを確かな事実と信じてしまう。


そのため、人間関係をつくるのが怖くなる。
周囲を警戒するようになる。

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なぜ、摂食障害が発症するのか?
摂食障害とは、どんな生きにくさの病気であるのか?

とても納得できることが書いてあります。

続きは、明日。
それでは。



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食べても、食べても、お腹が空く

2017.08.05 17:42|摂食障害と栄養失調
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。



過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちました。

昨日の記事で、私の過食嘔吐のやり方と、


   食べても、食べても、満たされない。

   食べても、食べても、お腹がすく。


ということを書きました。



「お腹がすく」 って、どういうことなんでしょう?


そのメカニズムを考えたいと思います。


食べても食べても、お腹が空いている、

気がする? いえ、本当に空いている。

こんなことは、良くあります。

だから、過食もするし、過食嘔吐もする。


それに、結構、周りの人たちも、皆、良く食べていますよね?

一日三食、プラス午前と午後の おやつタイム、夜のデザートタイム。

皆、1日中、お腹空くの?

でも、あまり食べずに過ごしている人もいますね。

食べないのに、ハードに動いている人。

どうなっているのでしょう?




少し前まで、「お腹が空くのは、低血糖になっているから」 だと思っていました。

脳の視床下部にある、摂食中枢と満腹中枢のお話。

食事をする
   ↓
血液中のブドウ糖濃度が上がる
   ↓
満腹中枢に伝わり、満腹を感じる


エネルギーを消費する
   ↓
血液中のブドウ糖濃度が下がる
   ↓
身体に蓄えていた脂肪を分解してエネルギーを作り出す
   ↓
血液中の遊離脂肪酸が増える
   ↓
摂食中枢に伝わり、空腹を感じる


でも、これが正しいとすると、糖尿病で血糖値コントロールがうまくできていない人は

お腹が空かないことになってしまいます。

なので、「お腹が空くのは、低血糖になっているから 」 というのは、

間違っていますよね。




そして、「お腹空くのは、胃が空っぽになるから」 という話。

これも、考えてみれば、違うことがわかります。

内視鏡で見れば、よくわかるそうです。

肉を食べた1時間後、肉はすっかり消化されて胃は空っぽになるそうです。

糖質を食べると、3時間後でも、まだ胃の中に残っているそうです。

それなのに、肉を食べた後はお腹が空かず、

糖質を食べた後は、すぐお腹が空きます。

この感覚は、とてもよくわかります。

というわけで、「お腹が空くのは、胃が空っぽになるから」 は、違うことがわかります。



結論。

お腹が空くのは、ATP不足になるからです。

ATPとは、アデノシン三リン酸 のこと。

食事から摂った糖、脂肪は、ATPという分子に変換され、

エネルギーとして利用されます。

食べた脂肪が、そのまま内臓脂肪や皮下脂肪に組み込まれるわけではないですよ。

口から入った食べ物は、消化酵素によって小さな分子に分解されて、

小腸などから血液へ吸収されます。

そして、血流にのって肝臓へ届き、全身へ運ばれます。

それぞれの栄養素は、細胞内で分解や酸化反応が起き、

エネルギーに変換されたり、細胞を作る材料になります。



藤川徳美先生の著書 うつ・パニックは「鉄」 不足が原因だった

の中で、このことが書かれています。

「過食症の人は、意志が弱くてたくさん食べてしまうのではありません。

 単に ATP が不足しているだけなのです。」

とても納得しますし、勉強になります。



私たちの活動に必要なエネルギーは、ATPなのです。

お腹が空くのは、ATP不足です。




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私の過食嘔吐のやり方

2017.08.04 19:41|過食嘔吐の気持ち
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。



過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちました。

毎日毎日、過食嘔吐ばかりしていると、もう、吐くことが気持ち良くって、

吐くことが目的になってしまうのですが、


どんなに過食嘔吐をしても、お腹は空きます。


過食嘔吐をすると、気持ちがスッキリすることもあり、

身体の変な力が抜けて、楽になるんです。

これは、私が長年、過食嘔吐をし続けたので、

上手に吐けるようになったから、かもしれません。

ある時から、手を使ったりしなくても、

水さえ飲めば、楽に吐けるようになってしまったので。

あまり、身体を酷使せずに、上手に嘔吐できます。

そして、私は、胃にあるものを全て出し切るまで吐きます。

少しずつ、胃から十二指腸へ排出されてるはずですが、

意に残っているモノは、全て吐き切り、

胆汁の黄色くて苦い感じの液体を吐き出したら、終わりとしています。

(リアルに書いてしまって、不快な方、お許しください。)



過食嘔吐に満足した時は、
落ち着いて食事をすることもできます。




最初の頃は、手を口に ガッと突っ込み、喉を刺激していました。

無理やり、とにかく吐きたい、吐きたい、ってやっていたので、

相当な負担が掛かっていたと思います。

時々、喉が切れて出血しました。

喉くらいだったら、なんてことないのですが、

一番、焦ったのは、食道と胃の境目の辺りが切れた時。

嘔吐している時に、なんか、みぞおちの奥が沁みる感じがするな、

と思っていたら、嘔吐しているモノと共に、鮮やかな赤い血が。

便器に、ぱぁーっと。

嘔吐するモノが出切った後も、血だけが、ぱぁーっと 便器に広がって、

結構な量だったので、これは、ヤバいかもしれない。

と、かなり焦りました。

胃酸が沁みる感覚が、結構ひどく、病院に行ったほうがいいのか?

と考えたりもしました。

翌日も沁みて、さすがに何も食べませんでした。

でもね、粘膜の回復力を侮るなかれ。

2日目くらいには、沁みない。

なんとなく、そこに違和感は感じたけれど、結構、普通。

数日後には、またいつものように、過食嘔吐をしていました。



身体って、うまくできているんだな、って、感心しました。

回復力、バッチリじゃん!



食べても、食べても、満たされない。

食べても、食べても、お腹がすく。

これって、やっぱり、しんどいよね。



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痩せの脂肪肝について考えてみる

2017.08.03 23:03|糖質中毒と栄養失調
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。



過食嘔吐を繰り返し、28kgまでストーンと体重が落ちました。

痩せ過ぎなのに、脂肪肝 になりました。

コレステロール値も、中性脂肪も高くて、驚かれます。



摂食障害の人が、脂肪肝になるというのは、よくあることらしいです。

身体が極度の飢餓状態だから、肝臓が脂肪を溜め込む、と説明を受けました。



このあたり、とても気になりますので、調べてみました。


まず、高コレステロール値について。

食べても食べても、すぐ嘔吐する
  ↓
  ↓
胆汁分泌が減る
 (胆汁は、肝臓で作られ、胆のうに溜められる
 食事をして、十二指腸を食べ物が通過する時、分泌される)
  ↓
  ↓
コレステロールが排出されないなめ、高コレステロール値となる
 (コレステロールは、胆汁の成分として、一緒に体外へ排出されるため)



次は、脂肪肝について。

ひとつめ。 (超単純)

糖質を過食する
  ↓
  ↓
エネルギーとして消費されずに余る
  ↓
  ↓
余った糖は、肝臓が脂肪に変えて貯蓄する
  ↓
  ↓
脂肪肝


ふたつめ。

果糖の摂取
  ↓
  ↓
10%は、ブドウ糖に変換されて、吸収される
残りの 90%は、そのまま吸収され、肝臓に運ばれ、
中性脂肪へ変換される
  ↓
  ↓
脂肪肝


この、果糖の摂取について、もう少し詳しく書いてみます。

果糖は、蜂蜜や果物に多く含まれる単糖です。

砂糖よりも甘みを強く感じます。

以前は、果糖は血糖値を上昇させない、安全な糖だとされてきました。

ですが、最近はこの評価が大きく変わりました。

果糖は、ブドウ糖に比べ、約 10倍も糖化反応に使われます。

そのため、生体への毒性はブドウ糖よりも遥かに高くなります。

この毒性を早く消す目的で、肝臓はブドウ糖よりも、果糖を優先的に処理します。



これには、私はとても納得してしまいました。

脂肪肝がわかった頃、私はフルータリアンのような食生活をしていたんです。

そして、毎日 300g ほどの蜂蜜。

どちらも、果糖がたっぷりです。

参考までに、果物の糖質量を。
100gあたりのグラム数です。

         果糖  ブドウ糖 ショ糖
  バナナ   2.5   4.0   16
  ぶどう   8.0   7.5   0.5
  リンゴ   5.5   3.0   2.5
  もも     2.0   2.0   6.0

蜂蜜は、種類や産地によって、成分が異なりますが、
私がいつも好んで食べていたものを。

100g中  果糖 45g
        ブドウ糖 33g

驚きました!
これ、100gの数値ですから、毎日300gの蜂蜜って言ったら!

果糖 135g
ブドウ糖 99g  になります。


果物に関してですが、私は、特に、リンゴとぶどうが大好きです♡

これは、子供の頃から、ずーっと大好き。

食べ始めると、止まらなくなる、代表の果物です。

リンゴとぶどう、特に果糖が多いですね💧

私は、果糖中毒だったのか・・・・・💧

果糖の毒性にやられてしまったんですね・・・・・💧



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スイカの食べ過ぎを考えてみる

2017.08.02 19:31|摂食障害と栄養失調
マチルダです。

摂食障害になって、16年になります。


8月、夏真っ盛り。

このところ、曇りのお天気多くて、ギラギラした太陽が見れませんね。


この季節になると、スイカが無性に食べたくなります。


みずみずしくって、甘くって、美味しい!


私の場合、スイカを食べだすと、止まらなくなってしまうので、

要注意 ⚠⚠⚠



どのぐらい、止まらなくなるかって、

それは、もう、丸ごと 一玉 食べてしまうんです💧

これだけ食べると、胃が水分でタプンタプンになって苦しくてたまりません。

結局、嘔吐してしまいます。

スイカは、食前食後に食べ過ぎると、胃酸が薄くなって、消化不良を起こす、

と言われますが、胃酸が薄くなるとか言ってる場合じゃないほど、

食べ過ぎてしまいます。




先日も、やってしまったので、対策を練りました。

スイカの栄養成分を見てみました。

スイカ 100g あたり
   水分      89.6g
   タンパク質  0.6g
   脂質      0.1g
   糖質      9.5g
   食物繊維   0.3g
   ナトリウム   1mg
   カリウム    120mg

みずみずしいので、水分が約90%というのは、納得です。

甘いので、糖質も多めですね。

ここで、注目したいのは、カリウムが120mgもあること。

私の身体が、カリウムを欲しているのかもしれません。

・・・・・と、勝手に想像してみました。

カリウムが多いモノって?

キウイフルーツ、バナナ、アボカド、キュウリ、??? とか言いますよね。


実際、どうなんでしょう?

ワカメや昆布など、海藻類にカリウムは豊富に含まれるようです。

野菜では?

パセリ、さつまいも、ホウレンソウ、枝豆・・・・・

なんか、もう少しみずみずしいモノが、欲しいんですけどね💧


スイカは、ウリ科ですので、

ウリ科の他の野菜たち、どうなんでしょうか?

はぐら瓜 100g中  水分 95.3%
              カリウム  220mg

キュウリ 100g中  水分 95.4%
              カリウム  200mg

思った以上に、良い数値じゃないですか! 感激✨

早速、はぐら瓜の漬物をやってみました。

そして、あまり、活躍していなかった、myぬか床には、キュウリを漬けました。

昨日から、せっせと、漬物食べて、カリウム補給をしております。

ま、スイカはスイカで、食べたい気がしないわけではないですが (。-_-。)

これで、少し様子を見てみようかと思っています。


カリウムの機能

カリウムは、細胞内に存在し、ナトリウムとバランスを取って、

細胞内の浸透圧を一定に保つように調節しています。

カリウムが、ナトリウムを水分と共に排泄する作用があるので、

カリウム摂取によって、利尿を促し、むくみの解消になると言われています。




スイカを丸ごと 一玉 食べなくて済むような、身体を目指して。

この夏は、ウリ科の野菜をうまく取り入れていこうと思っています。




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タグ:過食嘔吐 摂食障害 スイカ 食べ過ぎ カリウム 夏野菜 ミネラル ウリ科 ぬか床

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プロフィール

マチルダ

Author:マチルダ
摂食障害になって、16年になります。
この16年間、孤独になり、色々なことを考え、色々な人と出会い、色々なことを経験しました。
吐きたい心、枯渇した心、偏る思考、それに振り回される身体。
極度の栄養失調。
その中で、私が感じたことを綴ります。
希望とともに。

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